「日枝神社」をモチーフに!創意工夫を重ねたスターメニューが勢揃い
今秋に迎える開業10周年に先立って発表された新たなウエディングメニューは、新総料理長曽我部氏の渾身のメニュー。隣接する「日枝神社の杜」をモチーフに表現した前菜や、前総料理長から受け継がれた伝統のスペシャリテ、ブイヤベースを組み入れたコース「刻」。
一般的な婚礼料理の枠を超えて、綿密に計算された、ここだけの美味でおもてなしができます。
朱色の手毬に包まれた ズワイ蟹のレムラードサラダ 日枝の杜の佇まい
本殿からインスピレーションを得た朱色の“手毬”にナイフを入れると新婦の色打掛をイメージさせる艶やかな紅白の層が現れる一品。手毬の下の緑は、神社で見かける苔がモチーフ。
フォワグラのソテー マニゲット風味 蕪のピュレと バルサミコソースで召しあがれ
天国の胡椒と称されるマニゲットを使って香ばしく焼き上げたことでフォアグラの素材の力を感じることができます。甘みのある蕪と、甘酸っぱいイチゴのピュレが、さらに旨さを引き立てる一品。
ザ・キャピトルブイヤベース 魚介と野菜のマリアージュ
椎茸出汁からとった和風の旨味がポイントのブイヤベースに、新鮮な野菜と金目鯛、ムール貝などの魚介を使った滋味深い味わい。前料理長から受け継がれるスペシャリテ。
優しく火を入れた トラウトのコンフィ 鮮やかなクレソンのムース
さっぱりとした上品な味わいのトラウトを低温のオリーブオイルの中で調理することで、絶妙な食感を生み出し、素材の味を堪能できます。薄く焼き上げた竹炭トーストを添えるとさらに味が深まります。
和牛フィレ肉のグリエ マデラワインソース モリーユ茸を添えて
チャコールで網焼きにした後、低温調理で仕上げたやわらかい和牛フィレ肉。にんじんの味の濃い外側と丸トマトを使ったピュレは90分以上オーブンで仕上げた分、深い甘みが特徴的。
ヴァニラ風味の クレームブリュレ バラのアイスを添えて
バニラビーンズが入ったなめらかなクリームと表面のパリパリとした食感のコントラストが楽しいデザート。優美で甘いバラの香りがいつまでも口に余韻が残ります。
この記事は「Hotel Wedding 42号」からの流用となります。